クライスラー・ブーム?

9/15 レッスン

本日の練習曲
●セブシックop.1-1
●小野アンナ音階教本 (The Change of Position、3度の重音、オクターブの重音)
●クロイツェル26番
●クライスラー「前奏曲とアレグロ」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

前回のレッスンが散々だったので、とにかく音程!!ってな感じでチェックしていきました。新しい録音機も使いまくってみたりとか〜。(^^)

クロイツェルなんて普段は2,3回ざっと通して練習終わりって感じですけど、ちゃんと録音してチェックしてみると、相当雑にひいてますね、アタシ・・・。(反省)

今日はクロイツェルもクライスラーも、「だいぶ音程良くなりました」とのこと。
ホッ。\(^O^)/

次回クロイツェルは、バリエーションを見てきて下さいとのことでした。さすがに、このくらい難しくなると、一発オッケーとは行きませんなあ〜。

さてクライスラー「ミシミシ」です。

最初に全部通して弾いたんですが、「アレグロに入ってから、全体的に右手に力が入りすぎです。特に最後の三重音とかは、フォルテを意識する余り、弦の響きを止めちゃってます」と指摘されました。

「フォルテだったら、メゾフォルテくらいのつもりで弾いたほうが、実は音も遠くに飛んで、大きく響くんですよ〜」

ハア・・・。気をつけているつもりなんですが、やっぱ力はいりすぎですか〜。
この曲って、曲想が悲壮な感じなんで、なんだかなあ、弾けば弾くほど力はいっちゃうんだよねえ。(^^;)
重音と移弦が多いせいもあり、全曲弾き終わると、なんか左手痛いし右手だるいし。(トホホ)

1ページ目は、音の頭を付けようとするあまり「ガリ」って言わせすぎだそうです。「とにかく、ガリとかゴリとかなしで弾きましょう。あと、確かにアクセント付いていますが、横のつながりも大切に、2小節単位でとらえるように」とのこと。

misimisi1.gif

それと、もっと弓の幅を使う、なるべく全弓で弾くこと。
な、なんか、実は一番大変なの、この1ページ目のような気がしてきたぞう・・・。
(; ̄∇ ̄A

あとは、難しい所になるとリズムが走ったり、音がジャンプする所で飛び込んじゃったりするので、16分音符の粒を揃えて弾くようにとのことでした。

「大ボス」の暗号カデンツァは、だいぶ弾くのが楽しくなってきましたが、アタシの演奏だと暗号というより呪文みたいです。(笑)

「この曲終わったら、次は何の曲がいいですか〜?」と先生。オッ、新曲だ♪♪♪

「ハイ、発表会前に持ってきた楽譜は全部弾きたいです〜!(^o^) フランクのソナタとかブラームスのソナタとかブルッフの協奏曲とかドボルザークのロマンスとかバッハのチェンバロとバイオリンのためのソナタとか・・・

「うーん」先生は顔を曇らせるのであった。
あ、アタシにはまだ早いデスカ?早いデスネ・・・
ヒュウウ・・・・\(;゚∇゚)/

先生「今まで重たい曲ばかり練習していたので、なるべく譜読みが楽な曲で、軽い曲を練習しましょうか。跳ばしの練習になる曲がいいですね。」
ゲッ!!(; ̄∇ ̄A
跳ばし下手ですから、確かに・・・

kero「あ、それではこの曲集(クライスラー)にある『ルイ13世の歌とパヴァーヌ』とかどうでしょうか。」

出来たら「愛のナントカ」とか「美しいナントカ」は弾きたくないなあ。

先生「『シンコペーション』とかもいいですね。それで、軽い音も出せるようにして、いろいろな音が出るようにしてから大作にかかりましょう!」
表現力ということですね!
ハイ、修業しまーす!!

というわけで、修業はまだまだ続くの巻でした。(爆)
死ぬまでに弾きたい曲沢山あるんだが、もっと表現力をつけないと、レッスンのお許しがでないようです。
当分は、クライスラー・ブームになりそうな予感。

Comments:2

くまあ 2008年9月16日 21:32

自分の録音を聞くと同じように「雑だな」と思うのが一番最初に思うこと。次が外しているなです。外してるのは、弾いてるときも外れちゃったと思ってることが多いから仕方ないと思えるけど、雑なのはこまります。録音を聞くと丁寧に弾こうとおもいます。

クライスラーは、よさそうでね。わたしなんかは俗物の美しきとか弾きたい方ですが・・技術の練習とアソビは分けてるので今日はアソビで歌の翼にをひいてみました♭4つの譜面で最初指の形がわからず移動する都度とまってましたが、これも慣れると譜面が見えてきます。

少し前にフルフルさんに五線の真ん中がシと習ってから急に五線が読みやすくなりました。何でもコツがあるようです。

このミシミシは二小節目の最初のミは1の指で取るのでしょうか?

kero 2008年9月16日 22:16

くまあさん、こんばんは♪♪♪

わかります〜。雑に聴こえるのは、私の場合は、弾いている時意識が難しい所ばかり行ってしまい、何でもないところの「音程」とか「ボウイング」とか、雑になるんですよね〜。
どこを切っても奇麗な音で弾けるようになりたいもんです。

美しいナントカとか、愛のナントカは、難しいんですよ!だから弾きたくない。(爆)ウィンナ・ワルツのリズムって、非常に難しいです!!

>二小節目の最初のミは1の指で取るのでしょうか?

?えええっと、もしかしたら「一小節目の最初のミ」の間違いじゃないかな?

一番出だしの「ミ」は、ファーストポジションの1で取るのもありかとおもいます。
ただ、YouTubeとかでいろんな人の演奏見ていたら、やはり出だしはビブラートをたっぷりかけたい、ということで、Thirdポジションの3で取る人が多かったので、私も真似してそうしています。

2小節目の最初のミは、ファーストポジションの4の指でとるのが普通ではないでしょうか。
ただし、2小節目の3拍目のミは、余裕を持って次の「シ」を1で上で取るために、開放弦0で鳴らします。(矢部達哉さんのCD参考)

「3(Third)2(first)11,4101(4th),404(first)
1,4112」て具合です。

    
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