- 2007年1月27日 20:49
- 本・映画・舞台
山岸凉子作・「舞姫テレプシコーラ」って漫画知ってますか?
山岸凉子さんといえば、ワタシの少女時代に旧ソビエト連邦を舞台にした「アラベスク」という根性バレエ漫画で一世を風靡したお方ですが、何かのインタビューで「あと10年後だったら日本を舞台にしてバレエマンガが書けた」と仰っておりました。
このテレプシコーラと言う漫画はそのインタビューの内容が実現したような作品!
ただの根性ものというよりは、今の日本のバレエ界の実情やダンサーの直面する身体の問題、実に詳しいレッスンの内容などが盛り込まれていて、そりゃー、面白いのです!
雑誌ダ・ヴィンチでずーっと連載しているんですが、私はコミックスを読んでいるので、毎年一冊か2冊しか出ないこの漫画、なかなか進みが遅くてじれった〜。
最新刊の10巻、今日コミックス最新刊買ってきました〜。
ようやくこれで第一部終わり。
しかし、読んだ方なら分かると思いますが、登場人物に感情移入している我々にとっては衝撃の展開が・・・・。(涙)
詳しくはネタバレになりますので書きませんが、バレエのダンサーは、15歳くらいでその後の運命が決まってしまうあたりが本当に酷ですね〜。 どうしても、肉体的な条件とかありますから・・・。
絵描きは30になって始めてもなれますけど。(笑)
第二部はこれからどう展開するのか、非常に楽しみ!
しかし、完結まであと何年かかるんだろうか〜(^^;)
舞姫(テレプシコーラ) 10
山岸 凉子 / / メディアファクトリー
ISBN : 484011661X
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