「ヴェニスの商人」inアル・パチーノ

昨日の夜WOWOWで放送していました〜♪

アル・パチーノがシャイロック役ということで興味をもって録画予約しておいたんだけど、ついリアルタイムで見始めたら止められず、夜更かししてしまった。
し、しかも、そのあとポランスキーの「マクベス」をやっていて、(これは何度も見たことあるお気に入りの一本なんだけど)これまた途中までつい見てしまい・・

寝不足のせいだか分からないけれど、今日起きたら咽喉が痛い。風邪!?(やば〜〜い)

今日は風邪薬飲んで早寝しようっと♪

映画の感想♪
「ヴェニスの商人」を喜劇としてではなく、シャイロックの悲劇として演出するのは、たしか中学生の頃に浅利慶太さんの演出で見たなあ。大変感動した記憶があります。

この映画もシャイロックの悲劇としてドラマを組み立ててます。

映像も美術も綺麗でなかなか見応えがありました。だけど、見終わって出て来る感想は、やっぱり「おいおい、シャイロックが可哀想じゃないか」としか言いようがないなあ・・・。(^^;)
最後に「キリスト教に改宗しろ」というくだりで、一緒に見ていた旦那も「ひどいじゃないかよう」と感想を申しておりました。

最後にバッサーニオとポーシャが指輪うんぬんで痴話げんかするのも、「そんなことどうだって良いだろう。シャイロックが可哀想だろ!」と突っ込みを入れたくなりますねえ。

もちろんセリフとかは、ほとんどシェイクスピアの原作のままなんだけどね。(最初と最後のところだけ少しだけオリジナルなところあり)

本当にこの話見て、昔の人は大笑いしたりしたんだろうか?信じられないデスよ。

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