5/30 弦楽合奏団 コンサート
●スヴェンセン「2つのスウェーデン民謡」
●セジョルネ「マリンバと弦楽のための協奏曲」
●チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」
●ルロイ・アンダーソン「忘れ去られた夢」
ついに来ました、本番の日!!
午前9時半からセッティング、マリンバの搬入など終えて、みっちり練習。
舞台のライトが熱いけれど、空調が効いて、わりと涼しいので、暑がりでいつも汗みどろになる私keroはひとまずほっとしておりました。
チャイコも良い感じでまとまり、お昼を頂いて、着替えを済ませ、用意万端。
一時半ちょっと前。
そろそろお客様の入場の時間です。
・・・おや、女性用の控え室の外で、何やら騒ぎが起きています。
外を見ると、なんと!
廊下が水浸しです。
最初はスプリンクラーの誤作動か何かかと思っていたら、どうも水道管の破裂らしい。
しかも、その水が浸水して、舞台のライトなど、スポットライトとか、電気系統に影響が出てしまったのです!
お客さん用のトイレも、電気真っ暗になっちゃったらしい・・・(-_-;)
舞台袖と、入り口の非常灯が「ピーポーピーポー」デカイ警報音を出しています。(-_-;)
こ・・・これじゃ、舞台まで音が聴こえちゃうよ!
とりあえず、開演2時を2時半に延期。
さ〜、出番だぞ!と、少々緊張していた我々団員は、仕方なく楽器を持ったまま、廊下でウロウロと待機しておりましたが、その間、ホールの職員の方が忙しく走り回って、事態の収拾に努められておりました。
しかし、ホールの事故で、開演時間が遅れるとは・・・・。
オケ歴が長い方も、「こりゃー、一生に一度の稀なる体験だ」と申されておりました。
そりゃそうだよね・・・。(^^;)
最初は演奏中止か!?なんて青くなりましたが、もう既にお客さんも会場に入り、待っている状態。ありえませんよねえ・・・。
しかし、非常灯の音がしなくなったのを機に、ライトがつかないかもしれないが、とにかく演奏しようということで、皆舞台に出ました。ちょうど30分位の遅れで、お客様には本当に申し訳ないことをいたしました。m(_ _)m
しかし、その騒ぎのために、いい具合に(少し)緊張がとけて、最初のスヴェンセン、乗り切りましたよ〜〜。(^^;)
つまり、事故がなかったら、もっと皆緊張してたというわけです。
マリンバ協奏曲の時に、また入り口の非常灯の警報が出てしまいましたが、そんなアクシデントはものともしない、ソリスト嬢の集中力。
演奏は、練習の時以上の素晴らしいものでした♪
心配していたライトもついていたので、「暗闇コンサート」じゃなくなっていたし・・・・。
・・・・・。
しかし。
なんと、非常灯の警報がでるたびに電源を落としていたらしく、ホール内の空調が作動しなくなっていました。
客席の方もかなり暑かったそうなので、ましてやライトの熱を浴びている我々をや・・・
最初の2曲はまだよかったんですが、演奏時間も長く忙しいチャイコ。もうほとんど「暑さとの戦い」。
指揮者氏を見ると、髪から汗がポタポタ。
演奏している我々も汗がポタポタ。
まさか、弦セレが汗かきミュージックになろうとは・・・。(; ̄∇ ̄A
とにかく必死で4楽章弾ききりました!!
最後の一音が出た時は、感動しましたよ〜〜!!
終わった時は皆ダラダラのヘトヘト。
最後まで聴いて下さったお客様には本当に感謝で一杯です♪
予想外のアクシデントでしたが、音楽が途切れなかったことに感謝します。
それにしても、その後の打ち上げの飲み屋に行って、テーブルについてからビールが出てくるまでの時間が長かったこと・・・。(爆)
もう皆、水分補給したくてハアハア言ってましたからね!(^o^)
そして、ようやく口にできたビールが、大変美味かったのも言うまでもありません♪
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