コケちゃんの四十九日

  • 2007年5月27日 16:06
  • 生活

木曜日、コケちゃんの四十九日でした。
ずっとリビングの上に出しておいたコケちゃんの写真を、新調した本棚に飾りました。
e0049099_1614686.jpgのサムネール画像

手前に置いてある、ふた付きのガラス瓶の中には、大掃除した時に絨毯の裏から発見した、コケちゃんの爪のさやと、抜けたヒゲ三本。
あと、リビングの猫ドアに張り付いていたコケちゃんの毛を採取して、ヘアボールに丸めて入れてあります。
掃除嫌いなのがバレバレですが、こういう時には役に立ちますね(^^;)
e0049099_164662.jpg

これは、先月初七日を過ぎた頃、コケちゃんのお骨が置いてあるお寺に行った時に撮影したもの。
猫ごはんと、好きだったマタタビの粉。それと、うちに飾ってあるのと同じ写真を置いてきました。
一年後にコケちゃんが土に還った後は、猫ごはんはお寺の側に住み着いている猫ちゃんのごはんになるんだそうです。
しかし、「コケ号」ってのは・・・・。(^^;)
もう少しましな名前にしてあげた方が良かったなとちょっと考えたり。(^^;)
e0049099_1665058.jpg

夢でも見てるようにボーッと過ぎてしまった四月、少しばかり思考が働き出した五月でしたが、何とか最近になって生活も通常モードに戻った感じ。

実は、コケちゃんのお葬式から二週間ほど経って、お世話になっていた動物病院のドクターからお電話を頂きました。

コケちゃんの死因は、「免疫介在性貧血」。
発症すると、急激に悪化してしまう病気で、遺伝性のものらしいですが、原因とかはわからないということ。
最後の日に赤血球が急速に少なくなっちゃったのもそのせいで、普通は黄疸が見られるそうなんだけど、コケちゃんの場合は非常に珍しいケースで(何百匹に一匹くらいのケースで)黄疸が出なかったそうです。

胃の中のかき傷のようなものは、十二指腸の潰瘍から来ていたそうで、これまた大学病院などでも一年に一匹いるかいないかくらいの非常に珍しいケースだったそうな。

まあ、いろいろと、運が悪かったんだなあ・・・。

コケちゃんが亡くなったこともあり、もうあの動物病院には行きたくないなあなんて思っていたけれど、二週間も経ってから、わざわざ電話を頂いて、ドクターには「本当になんのお力にもなれませんで」と言葉を頂いたことや、病院のスタッフの方にはあの時本当に一生懸命診て頂いたので、また猫を飼うことになったらお世話になろうかななんて。(^^;)
何といっても徒歩10分の所にある病院なんで、きっとお世話になることでしょう〜。

こう考えられるのも、自分の気持ちが落ち着いたおかげでしょうね。

来年、桜の花が咲く頃に、もう一度コケちゃんのお骨に会いに行き、それが最後のお別れになるでしょう。何度も繰り返すようだけど、十四年間本当にありがとうね、コケちゃん。

         
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