- 2006年7月21日 15:18
- 本・映画・舞台
はまりました〜〜(^^;)
実は何年か前「すべてはFになる」を古本屋で買ってたんですが、最初の禅問答のような数学話で挫折して放置。
数年ぶりにトライして頑張って読み始めたら、こりゃ面白い〜〜〜!!本格もの、密室、登場人物のやりとりなど、アタシの大好物が一杯!!
私が読んだのは、S&Mシリーズっていう、某国立大学工学部助教授の犀川先生と学生の萌絵ちゃんのシリーズなんですが、理科系の人の頭脳ってこうなんだなあ〜と、比喩とか会話が大変新鮮でした。何でも「工学部版・動物のお医者さん」だそうで。ナルホド!納得。
ここ一ヶ月、このシリーズ(10冊、いずれも結構長編)ばっかり読みまくり、ようやく読了!
ラストが特に長かったので、流石の速読keroも目がしょぼしょぼです。(^^;)
しかし、お、面白かった〜!
トリック自体はアヤツジ並に荒唐無稽で「オイそりゃないだろ」って突っ込み処はあるんですけどね〜。10作通してこれだけのレベルを保てるということは素晴らしい、エラリー・クイーンの国名シリーズを読んだ以来の経験ですよ。ハイ。
なんと言ってもキャラが立ってるのが非常に良いです。すべての登場人物にリアリティがあり、感情移入できます。「意味なしジョーク」で犀川先生にホレました。(爆)
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