2年ぶりの版画展審査♪

まだ暑さが残りますが、少しだけ秋の気配が♪
改修工事で2年間使えなかった東京・上野は東京都美術館での、久しぶりの審査に行って来ました〜。

なんと、美術館前にあったアノ公園が平らに整地され、スタバが出来てました！(@o@)営業はまだみたいですが、こりゃーはやりそうですね！！

そして、都美館も2年の改修工事でさぞや面変わりしたのだろうか・・・と思ったら、あまり変わってませんでした。(^^;)
懐かしの赤いレンガ造りの外観。
入り口は、エレベーターやエスカレーターが出来ていましたがね。

地下3階の審査室は、壁が白くなって、トイレもとても綺麗に♪
空調機器を一新したそうで、昔のように一日こもると喉が痛くなる(笑)こともなくなったみたいです。

これは、展示も期待できますね〜！！

今日は一般公募の方の審査の日でした♪
わたしが見たのは小品部門の審査ということもあり、ほぼ7割が銅版画！
メゾチントや緻密なエッチングが多かったです。

大量の作品を見て疲れましたが、いろいろな作品に触れることができて、楽しかったです！！

入選・落選のボーダーラインはほとんどスレスレというか、私たちにも分からないものなので、仮にこのページを出品者の方が見ていたとしたら、「結果は全く気にしない方が良い」と、ハッキリ言いたいと思います。

そして、技術的には（落選の方も含めて）皆レベルが高い〜！！と感じます。
きっと、版画工房に通われる方や、大学の生涯学習講座に行く方が増えているのでしょうね♪(^_^)

ですが、一つ感じたのは自分をどう表現するかということ。
「出品作品全体でどう自分をプレゼンテーションするか」と考えて作品を選ぶことが重要かと思いました。

「こんなバラバラな傾向の作品を3点出すくらいなら、1点だけ出せば良かったのに」という方。
逆に「1点だけでは弱いから、もう1点出せば説得力があったのに」という出品者の方もいました。
作品自体のレベルは高かったのに、そういう点で落選された方が多かったのがチョットだけ残念。

そして・・・
やっぱり絵は技術でなくて、内容かな？(^^;)
抽象であれ、具象であれ・・・

何を描くか・・・・

という、わたし管理人も含め、永遠の課題を考える、そんな一日でした。

明日明後日は仕事なので残念ながらわたし管理人は審査お休みデス。
久しぶりの友と、久しぶりの飲み屋にGO!

馬刺しガツ刺し・・・と来たけれど、以前のレバ刺しがないんですよね。(T.T)
でも、とりあえずいろいろな作品のパワーをもらって、来年もまたガンバろうと思った一日でありました。
（来年はレバ刺し復活してないかなあ。）

第８０回記念版画展の情報はこちら
2012年10月5日(金)～10月19日(金)
です♪