- 2008年10月29日 17:05
- 永沼版画アトリエ
今週は土曜日までアトリエはお休みなので、
アップしてなかった先週の作品をば。
Oさんの作品。岩の質感をだすために、エッチングでわざと作品をディープエッチングになるように幅広にグランドをかき取ります。
かなりボリボリになるまで腐蝕。
腐蝕液から上げた状態。
試し刷りしてみます。
写真のイメージに近づけるために、クレヨンを使ったマチエールを試してみることにしました。
クレヨンとか、クレパスは、少しだけ防蝕力があります。
まず、銅版に松脂を撒いて、熱して定着させます。
その上に、クレヨンとかクレパスで、岩の白いざらざらの面を表現するように描画。アクアチントの松脂の上なので、クレヨンがボソボソ付きます。これを腐蝕するわけです。ダーマトグラフでも良いと思います
- Newer: 今日の銅版画教室 エアブラシアクアチント実用化?
- Older: 今日の銅版画教室 鉛筆エッチング