- 2008年10月 8日 21:49
- 永沼版画アトリエ

Yさん、エッチングが終わり、部分的に松脂を撒いて「荒撒きアクアチント」を行おうとしています!
以下、アクアチント応用編「荒撒きアクアチント」レポートです♪
いずれ、版画百科事典の方にまとめる予定です。
・・・って、ずーっと言ってますね。(^^;)ハイ、いづれ必ずやりまーす!!

まず、松脂を荒く砕いたものを用意しておきます。

エスキースを参考にしながら、大きな松脂を手で撒きます。

かなりしつこいマチエールになりますので、トゥーマッチにならないように。

銅版を裏から熱し松脂を定着させます。

冷めたら腐蝕。これは硝酸です。

15分ほど腐蝕。(かなり段差をつけないと、効果的ではありません)

その他に部分的に普通のアクアチントをかけたりして、松脂をアルコールで取り除いた後、紙やすりで調子を整えます。

こんな感じになります。
試し刷りが楽しみですね〜。
追記:忘れないうちにと、珍しく速効で版画百科事典の方にアップしました!!(^o^)
こちらで整理した内容がよめますのでよろしく!
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