バイオリン: 2007年6月 Archive (4)

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06月10日 ●春ソナ、やっぱり夏ソナに

06月10日 ●指揮者交代!!

06月24日 ●本番終わりました!

06月25日 ●次回は全楽章通し(汗)

春ソナ、やっぱり夏ソナに

6/10 レッスン

本日の練習曲
●セブシックop.1-1
●小野アンナ音階教本 (2オクターブ、ハーモニクスの音階)
● クロイツェル13番
●ベートーヴェン「ソナタヘ長調 春 op24」第4楽章

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

このところの爽やかな陽気が一転、ちょうど朝10時からのレッスン中、「ピカリ」とイナヅマが光るわ、ザーザー大雨が降るわで、大荒れな一日でした。

さて、今日からクロイツェルは13番。
「らみ#どみ」とか「ら#ふぁれ#ふぁ」といった16分音符が延々3ページも続く、目が非常〜〜に疲れる練習曲です。(笑)

この曲を家で練習してたら、ウチのダンナが「バッハのナントカみたいだなあ〜」とのたまった。
そうです、無伴奏チェロのパクリのようなところが多々。クロイツェルさん、やっぱり意識して作曲したんでしょうかねえ?

それはともかく・・・・
たいがいの音程は、一発で合わずとも、やり直すとまあまあ合う。って、本当はそれじゃいかんのだが。(^^;)練習を重ねれば誤差はなんとか縮まっていくであろう。

問題は、2と4の指で押さえる三度の重音。アタシはこれが大変苦手なのです。
手が小さいせいと言うより、手が開かない、つまり固いんですね(トホホ)。

小野アンナの音階教本で一年くらい三度の重音の音階をやっていた時、少しずつ楽に押さえられるようになっていたのだが、最近また指が広がらなくなってきたみたいである。

そのことを先生に話すと、「う〜〜む」と先生、腕組みをして考え込んだ。
「三度の重音は基本ですからねえ〜。ホラ、曲にもしょっちゅう出て来るでしょ? 時間があれば、一日一回くらいは、小野アンナでさらった方がいいかも知れないですね」

そう言われても、宿題にならないと決してやらない気がする。(爆)

たまにこうしてセブシックとかクロイツェルとかで意地悪問題が出て来るので、こういう時に大いに手を軟らかくするよう努力せねばなりませんね。

とはいっても、早いこと合格して、この13番さっさと終わらせたい〜〜と思うのが人情。大体長いよねえ、3ページもあるし。
家で練習してると、大体2ページ目で飽きてきて、一杯お茶を飲んで休んでから3ページ目を弾いたりしている、情けないkeroであった。(笑)

さて、春ソナです。
第4楽章、通して・・・と言いたいところだけど、第一主題の再現部手前で早くも止められてしまった。(^^;)

例の付点のところだが、先生曰く、「テンポが上がってくると、やっぱりここのところはスラーで弾いた方が弾きやすいかしら。ピアノでも同じフレーズがあるし」
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ウッ、そりゃスラーの方が弾きやすいけれど、今更そんなこと言われても、もう元には戻せないッスよ。(^^;)
「ボウイングの練習と言うことで、取りあえずこれで練習して、ピアノと合わせる時にはテンポによってはスラーに変えましょう」ということになりました。

実は、A先生は7月に春ソナをコンサートで弾く予定だそうです♪
私は展覧会があるために9月の発表会に参加出来ないこともあり、夏ごろ、コンサートで先生の伴奏をするピアニストの方を呼んで合わせましょうという、何ともありがたいお話!!

楽しいだろうな〜。(ちゃんと弾けたらだけど)
特に2楽章とか3楽章って、ピアノなしだと何の事だかわかりましぇん〜って感じで孤独だし。(笑)

ちょいちょい止められつつ、何とか最後まで弾き終えて、全体注意として、スタッカートの付いた音の弾き方が少々重ったらしいと注意をされました。
跳ばせるところは跳ばすこと。あのオクターブの所も出来たら跳ばすようにとのことでした。そんな余裕ないんですが・・・。(タラ〜)
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こうゆうところも、少し跳ばし気味に弾くと良いそうです。(ここもそんな余裕ないっすよ〜〜)
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主題を歌う時のテンポ感が悪いこと(ワタシは「歌わねば」と思うと、テンポがのろくなるという悪い癖がある)、最初の出だしは弓先からはじめるように、とか、いろいろ注意をされました。

先生「来週、もう一回聴かせてくださいね〜」

ウッ。
このお言葉をもう何回聞いたことであろうか・・・。(^^;)

もう6月になっちゃったし、やっぱり夏ソナになってしまいましたね〜〜。
ピアノ合わせをするころには、秋ソナになってるだろうし。(トホホ)

指揮者交代!!

6/10 弦楽合奏団練習
●モーツァルト「マーチ K.445」
●モーツァルト「ディベルティメント K.334」

いつも我が合奏団を振って下さっている指揮者N氏が、なんと本番の時期にプチ留学することになりました!!
あと3回しか練習がないのに、ニャンと、ニャンと、指揮者が急遽交代することになりました〜〜。(@o@)

大丈夫なんだろうか? まあ、ナントカなるでしょう。
てか、だれも心配してない。(爆)
みんな楽天的なのが、この合奏団の良いところですな・・・。

ということで、今日から新指揮者のW氏の指導。
今月末の本番へなだれこみま〜す!!

ずーっと練習してきたディベルティメント K.334、この曲にはセットになっている前座として演奏する曲マーチ K.445というのがあり、CDなどでも一緒に収録されていることが多いのです。このマーチを、ディベルティメントの前に演奏することになりました。

マーチ、軽快で、とっても良い曲です。
先週初見だったけれど、今日の練習ではだいぶ形になってきました♪

さ〜て、この前、別の指揮者の先生に「伴奏ばっかり弾いていて、魂が抜かれちゃったみたい」と、何とも屈辱的な言葉をいただいてしまった、我々セカンド勢。

ディベルティメントの第1楽章、セカンドが主題のところで、「おし!今度こそっ!!」と皆頑張って弾きました。

「あ〜、ちょっと待って」と指揮者W氏。
「ここは確かにセカンドが出るところで、楽しいのは分かるんですけれどね〜、ちょい明るすぎ、はしゃぎすぎかなあ。表示記号はドルチェなんで、あんまりはしゃぎすぎないで、控えめに楽しむように」

ウッ。(^^;)
皆の脳裏には一瞬「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言がよぎったのであった。

同じところをもう一度弾くが、こういう時って、全員に虫がつく。その名は「ビビリ虫」。(爆)

すると、また指揮者氏に止められる。
「え〜とですねえ、今度は元気なさすぎかなあ・・・。今のとさっきの、中間くらいが良いですね〜」

ははは。(^^;)(^^;)(^^;)

ちなみに、今日のセカンドメンバーは4人だったんだが、皆、日頃はスターの座をファーストに譲り、奥ゆかしく一歩後ろに下がって、ここぞと言う時に控えめに顔を出すという、大和撫子を絵に描いたような「セカンド性格」の持ち主である。(半分以上嘘ですが)

そんな奥ゆかしいセカンドのメンツは、つい指揮者氏の注意をマジメに受け取り、過剰に反応してしまいがちなのである。(これも半分以上嘘ですが)

いやあ、合奏って難しいですね。なんちゃって〜(^^;)
アマチュアの合奏団なので、練習のお休みも多いし、その都度各パートのバランスが変わるから、指揮者の方も大変ですよね〜。

ともあれ、もうすぐ本番です。

本番終わりました!

6月24日
合奏団 コンサート

無事終わりました!!
来てくださった方、どうもありがとうございました〜〜

雨だったのが少し残念でしたが、東京都庭園美術館の広く緑が綺麗な中庭をバックに演奏。美しかったです〜。お庭が。
と言うのは冗談で(^^;)、演奏も気持ちよく弾くことが出来ました♪
床が全面絨毯張りで、音響はどうなるんだろうと少し心配でしたが、響きは良かったです。

ところで、合奏団の次のプログラムですが、何とモーツァルトの「バイオリンとビオラのための協奏交響曲」だそうです!!
ワタシはこの曲は大好き♪ 昔アメリカンバレエ・シアターの公演でバランシンがこの曲に振り付けた作品を見たこともあります♪

ソロはエキストラで来ているバイオリン氏と、トレーナーのビオラ氏が弾くのですが、トゥッティも結構難しいと言う噂・・・。頑張らねば。

レッスンも、春ソナのあとモーツァルトの5番を予定しているので、モーツァルト尽くしのまま年を越しそうです。

昔はモーツァルトなんて何がいいんだろうって思っていましたが、最近はもう全然大好きになってますなあ・・・。歳をとって、上品な曲が受け入れられるようになったんだろか。(爆)

次回は全楽章通し(汗)

6/25 レッスン

本日の練習曲
●セブシックop.1-1
●小野アンナ音階教本 (2オクターブ、ハーモニクスの音階)
● クロイツェル13番
●ベートーヴェン「ソナタヘ長調 春 op24」第4楽章

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

アップボウのフォームがかなり良くなってきたと褒められました♪
しかし、クロイツェル13番のようなややこしい曲を弾くと、すぐにまた「弓曲がってます」と注意されました。(笑)

13番はこんなのが延々3ページ続く曲です。
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今日はバリエーションを6種類やりました。

3ページ目にはくたくたになるのですが、先生に、「左手で正しい音を抑えたら、指先だけぴしっと押さえて手のひらの力を抜くようにしましょう」と言われました。
そう言えば、「全部押さえねば」と気張って、力入りまくってるかも。親指の付け根が少し痛くなってる・・・ってことは、力はいってますな、完全に。(^^;)

根性なしなので、腱鞘炎になることはないだろうけれど、気をつけなくては〜

次回は残りのバリエーション五つです。これが、重音で弾くバージョンで、思わず目が拒否反応を起こしそうです、ハイ。

春ソナ4楽章ですが、先週注意されたとおりスタッカートの音をなるべく跳ばすようにして練習しました。
が・・・なんともサマにならないっ(涙)

オクターブのところも頑張って跳ばしてみたけど、ただでさえ音程がひどいのに、アレアレ〜〜って感じです。
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「オクターブの低い音だけは外さないようにしましょう! そうすれば、上の音はなんとか合うようになりますっ」と先生に言われた。(爆)

あと、主題のところは、大きなワンフレーズをもっと意識して、先へ先へ進むように、とのこと。
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クレッシェンドやフォルテのところで、途中で音が減衰しないようにと注意を受けました。

全体的に、テンポは今弾いているくらいで良いので(結構遅いんですが)、スフォルツァンドのところなどで弓を早く使えるようにするようにとのことでした。

A先生のコンサートが7月10日なので、その次の週にピアニストの方と合わせましょう♪という話になりました〜。

しかし、ここのところ4楽章ばっかり練習していて、す〜っかり1,2,3楽章を忘れてしまっているような・・・。
これから二週間は全楽章暗譜を目指します!!(つうか、暗譜出来るくらい練習するようにします〜)

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